臨床獣医学講座 産業動物内科学

研究

呼吸器疾患,臨床細菌学に関する研究

  • 肺表面活性物質(肺サーファクタント)に関する研究
    診断が難しい競走馬の肺炎を,血液を用いて診断することが可能となるとともに,肺炎の程度も把握出来るようになりました
  • 気管支肺胞洗浄法を用いた競走馬の肺炎の診断,治療に関する研究
    肺炎を発症した競走馬の治癒率や競走復帰率が著しく向上しました
  • 気管支肺胞洗浄法を用いたウシの肺炎の診断,治療に関する研究
    肺炎を発症したウシに気管支肺胞洗浄法を応用し,肺炎原因菌を特定しています
  • バイオマーカーの開発,臨床応用に関する研究
    血清アミロイドA(SAA)をはじめとしたバイオマーカーの開発,臨床応用を行い,客観的な指標を競走馬臨床に導入しました
  • 環境中の除菌による呼吸器感染症の予防に関する研究
    次亜塩素酸ナトリウムを中和した消毒液を空間に噴霧し,動物飼養環境中の細菌数を減少させ,呼吸器感染症を予防しています

競走馬の臨床や研究で得られた知見を,牛をはじめとした産業動物に応用しています!

◆微酸性次亜塩素酸水(Bi-jia水,丸昇八田)を子牛の飼養施設に空間噴霧しました。その結果,空気中の細菌数は激減し,呼吸器疾患も著しく少なくなりました。
齋藤牧場.jpgBi-jia水を子牛の飼養施設で空間噴霧
細菌数a細菌数は激減!''

馬と牛の喉頭部の正常内視鏡像
動物種が違うと形も異なります

馬の喉頭部の内視鏡像
馬の喉頭正常

牛の喉頭部の内視鏡像
牛の喉頭

動物の生体免疫に関する研究

  • 気管支肺胞洗浄液中における免疫細胞に関する研究
    「免疫組織」といえば胸腺やリンパ組織を想像する場合がほとんどかと思います。しかし、実際は気管や肺、腸管等の粘膜組織が外来性の病原体と最初に出会う組織であり、多くの免疫細胞が存在しています。そこで、呼吸器疾病に関わる免疫細胞の役割を明らかにするために、気管支肺胞洗浄液中に含まれる免疫細胞について解析を行っています
  • 動物の栄養と免疫に関する研究
    「長寿遺伝子」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?近年テレビ等でも取り上げられ、話題となっている「サーチュイン」遺伝子群のことを指すのですが、この遺伝子は空腹時、即ち体の栄養が少なくなっている時に活発に働きだします。寿命を延ばすということは、体にとっていい作用をしていることに他ならなく、サーチュイン遺伝子は免疫細胞などに働きかけることで様々な病気の予防、治療に役立つことが分かってきました。そこで、ウシやウマにおけるサーチュイン遺伝子の働きについて研究を行っていきます

ウシ・ウマ・ブタなどの産業動物に興味がある方や、我々の研究内容に興味をお持ちの方は、ぜひ研究室にお立ち寄りください!

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